
青い服に憧れがありました。
子供のころ姉妹でお揃いの服を着るとき、
姉が青かベージュの服、
私は赤と決まっていたからかもしれません。
中高生になって自分で服を選ぶようになってからは、
だいたいまず青い服を手に取りました。
紺色のポロシャツがお気に入りで、
それはまぁ何度も何度も洗っては着ていました。
そのポロシャツは洗うたびに色がさめていきます。
それでもお気に入りだから着続けていました。
母が「そんな色褪せた服を着なさんな。」と
たびたび言っていたことを思い出します。
娘にはお嬢さまみたいなファッションをしてほしいという
母の願いは残念ながらかなえられず、
この年になってもずっとこんな感じだし、
服を作るようになってからも自分の好きなような服を作っています。
今も、着続けたらきっと色が褪せるだろうなと思う紺色のTシャツを作っています。
そういう服が好きなのです。
2009年4月にBUCOLICAは始まりました。
この4月で10周年を迎えます。
いろんな方々に支えられての10年間です。
これからもみなさまに長く気持ちよく着ていただける服を作りたいと思います。
感謝をこめて。
新元号が発表されようかというこの日に
お知らせがあります。
2009年4月よりはじめたこのブログ。
今回の投稿で休止することにしました。
ブコリカのことを発信するゆるくのんびりとした
デジタルだけどアナログな雰囲気のあるブログ。
そんなところも好きではあったのだけど
プロセスの手軽さから比重がtumblrやfacebookに
移っていくようになりました。
これからは前述のtumblrやfacebookで
お知らせや近況などお伝えしていきます。
これまで気長に温かくこのブログを見守ってくださったみなさま
ありがとうございました。
BUCOLICA 村上直子
BUCOLICA Tumblr →
●BUCOLICA facebook →
■
フェルマータの2階、無事終了いたしました。
来てくださったみなさま ありがとうございました。
本当ににぎやかな3日間で
いろんな方にお会いできて
フェルマータの美味しいサンドイッチやパイをいただいて
いただきながら1階にいた方々ともお話したりして
私も楽しい時間を過ごせました。
また何かの機会にお会いできますように。
そして、フェルマータの2階の仲間たちと
ヒラコンシェ クラシックで打ち上げ。
お皿いっぱいの野菜料理も
天井いっぱいのドライフラワーも
心に残っていますが
石やブロックが気になります。




それから クラスサロンへ。
フキコさんのmosaic gumgum

イムズ三菱地所アルティアムの
田根剛 未来の記憶


博物館や競技場も気になりますが
気になるのは
やっぱりこんなところ。
大きなものも小さなものの積み重ね。
重なって集まって形になる。
胸いっぱいになった休日でした。
おなかもいっぱい。

春になったら
風に吹かれてスカート
ヘリンボーン柄の麻
ネイビーとチャコールグレー
春待ちのイベント
フェルマータの2階(2019.2.21 - 2.23)に
持っていきます。
どうぞ遊びにいらしてください。

フェルマータの2階
場所:きりえギャラリー&カフェ フェルマータ
福岡市早良区高取1-27-33
tel/fax 092-843-5323
日時:2019.2.21thu,22fri,23sat
12:00 - 18:00(最終日は17:00まで)
ときどき思い出す captain EO。
東京ディズニーランドの思い出。
初めて行ったのは小学校6年生のときか。
母と母の双子の妹といとこのお姉さん。
ディズニーランドみたいな夢の国で
双子のおばさんが日傘をさして並んで歩いている光景が
子供ながらにシュールな気がしたことを
よく覚えている。
captain EOを見たのはもう少し大人になってから。

2019年が始まりました。
年末年始は慌ただしく過ぎていきました。
人生初めてナマコをさばいてみたり
ブリをお刺身にしてみたり。
いくつになっても新しいことがめくるめくように
やってきます。
気分転換やリラックスをうまいこと絡めながら
緊張せずにどっしりとやっていかねば。
photo1
有明沿岸道路の柳川辺り。
この写真を撮った10分後に和水町で震度6弱の地震がありました。
被害が少なくてほんとに良かったです。

photo2
ちりめん山椒。
山椒の実は初夏に買いだめして冷凍しています。
ほくほく。
料理は意外と気分転換。
白菜漬けも作ってみました。
今シーズンは大根や白菜が立派です。

人に会ったり街に出かけたりするもの
私にとって大切なことのような気がします。
とかく家にこもりがちです。
それも嫌いではない。
ただ町に出かけたあとの脳や体の高揚感。
それも楽しい。
バランスが大切です。
マンネリにもならず雑にもならず。
photo3
うきはjingoroのクロックムッシュ。
木のお皿にナイフの跡がついてしまわないかと心配したのですが
「どうぞ気にせず切ってください!」とカフェの方が。
ザクザクもりもり食べました。
デザートのチーズケーキがまたこれが。
ブコリカは今年の4月で10周年。
2月には楽しい仲間たちとのイベントも企画しています。
2019年もよろしくお付き合いくださいますよう
お願い申し上げます。


クリスマスイベントに参加させていただきます。
Résidents de la forêt de Noël [クリスマス森の住人たち]
2018 12/1 - 12/25 *店休日 12/12,19
@ Class.Salon
福岡市中央区大名2-3-3 ラピスラズリ B サイド2F
090-9579-4609
http://www.salon309.jp(参加作家)
津島タカシ
set 手作り生き物たちの世界
マルそじるし
musumi
pentoknit
BUCOLICA
ブコリカではご自身や誰かのプレゼントに、
クリスマスっぽいようなぽくないようなアイテムをご用意しました。
天神方面へおでかけの際にはどうぞお立ち寄りください。
(村上は12/1のみ在店してみなさまのお越しをお待ちしております)

ワークエプロン よくねる寝具店さんへ
唐人町にある「よくねる寝具店」さんに
ワークエプロンを置いていただけることになりました。
よくねる寝具店さんは高機能なベッドマットから
肌触りの良さそうなケット、お布団の他にも
靴下やハチミツなど色とりどりな雑貨も
取り扱っていらっしゃいます。
ちょっとおしゃべりしによりたくなるような
温かいお店です。
唐人町にいらっしゃることがあったら
どうぞお立ち寄りください。
よくねる寝具店 →
■

この窓から眺めていた松は
当時はこんなに背が高くなかっただろう。
私が入学してすぐに大学移転は決定していたようだ。
まだ自分の周りだけの小さな世界で生きていた私は
この学校の豊かさやおおらかさに気がついていなかった。
決定事項として移転をとらえ、そうなるものだと蓋をして
なんの意識も意志も持たずに長いこと暮らしてきた。

卒業して、自分の小さな世界はあまり変わらないけど
過ごした時間の分だけ何かを見て、何かを学んで
やっと気がつくことがいくつかあった。
母校の美しさもそうだ。

ほんとに今更、だ。
今になって気がついた私が何を言う?
目の前で壊され始めた古く美しい校舎を見て
初めて気がついた。
新しく便利で使いやすい、も今の学生にとっては
大切で大事なことかもしれない。
ただこの美しさにはこれから先
新たに出会うことができないと思う。
帰る家を見失ったような気持ちだ。
今まで本当にありがとう。
さようなら。
失いたくないという意志を持っている方が
少なからずいるようだ。
すべてとはいかないだろうけど
ひとつでも多く建物が、この雰囲気が残されることを
心から願う。
簡単に捨ててはだめだ。
何でも。
お盆だった!
初盆だった!!!
母の!!!!!!!

何せ初めてのお盆準備。
15年前伯母の初盆を見ていたはずですが
当事者感覚ではなくサポーターとして見ていたので
確かな記憶がまったく残っていない。
ほんとにこんなことになるなら
見ておけば良かったし聞いておけば良かったし
ちゃんと準備に参加しておくべきだった!!
なので我が家のお盆準備は
ネットの情報を頼りにすることになるのです。
我が家の正解とは違うかもしれないけど
それを頼るしかない。
12日。
初めての準備はやたら時間がかかるに違いないので
午前中から作業開始。
まず仏壇とは関係ないところから掃除。
それから仏壇のある部屋に着手。
床の間の梅の掛け軸を和歌の掛け軸に掛け替える。
提灯を押し入れから出しておく。
花を生ける準備。
一旦、皆で素麺を食べながら午後の作戦会議。
午後。
玄関掃除をする甥っ子。
仏間を掃除する姉。
提灯を組み立て始める夫。
明日のお膳と迎え団子の準備をする私。
初めての作業は皆で相談しながら。
盆棚というお盆お供えの特設会場(小さなテーブル)をしつらえる。
真菰を敷いて、果物、野菜、法立(落雁)、
お供え用の素麺、精霊馬、精霊牛、ほおずき、など
蓮の葉を敷いたり半紙で包んだりしながら飾っていく。
13日。
朝いちにお向かいさんが庭に咲いている花を
腕いっぱい抱えて持って来てくださったので
玄関に飾らせていただいた。
朝からお迎え団子を作る。
忘備録として餅米から白玉粉、うるち米から上新粉。
そして初挑戦のお膳。
ご先祖さまをもてなす料理、とされています。
白いごはん、ワカメとお麩のお吸い物、高野豆腐、
枝豆、瓜の漬けもの。
おもてなし出来たかどうかは自信がないけど。
そしてこれまた初挑戦の水の子。
すべての精霊のためにお供えするものらしい。(ネット情報)
生米にキュウリ、人参、茄子のみじん切りを混ぜて
水に浸して蓮の葉を敷いた器に装う。
母もこんなことやっていたかな〜?と甚だ疑問ではあるが
まあ初盆なのでチャレンジと言う意味も込めて
精霊をおもてなしする。
午前中、納骨堂にお参り。
14日。
今日のお膳は白いごはん、豆腐と三つ葉のお吸い物、
カボチャの煮物、ひじき煮、茄子の漬けもの。
15日。
お膳は白いごはん、しめじと豆腐のお味噌汁、
厚揚げの煮物、人参きんぴら、ゴーヤの塩もみ。
そして送り団子。
午後、お供えしていた花、果物、お菓子を
片付け始める。
提灯の灯を消す。
精霊船は出さず、野菜、素麺、団子、ほおずきを包んだ真菰を流し場へ。
そして私たちもそれぞれの家へ帰る。
こうして、我が家のお盆、母の初盆は終わりました。
今年のお盆の暑かったこと。
最終日には台風まで近づくなんておまけもあり。。
結局自分の心次第と言うか
お盆に限らずいつも祈っているし
どこででも思い出しているし
それでいいんだろうと思ってはいるけど、
形にこだわっていろんなことをしてみた今年のお盆でした。
母や伯母、祖父母、ご先祖樣は
無事に来て、無事に帰ってもらえたのだろうか。
どんな風に私たちを見ていたのだろうな〜。
母が伯母の初盆のときこんな風にやっていたかどうかはわからない。
でも何度も言うけど正解がわからない。
私は心配性なので、やらずに後悔するより
やれるだけ数打ってOKもらいたい(誰からのOKかわからないけど)
という気持ちになって突っ走り過ぎたかもと言う反省も。
初盆だし、初めてだし・・・ね。
今はただ、お盆が終わった…と言う事実だけをかみしめています。
来年からはもう少し気楽にお盆が迎えられそうな気がします。
お母さーん!!!!!!

台風と大雨が通り過ぎて
夏が来た。
私が住む町も山の方では被害があったそう。
自然災害、自然の猛威、というけど
これは人災ではないかという
友人が言っていた言葉に、そうかもと思う。
緊急時は瞬発力で行動することが
大事なときもある。
それ以外のときは
長い時間のことを考えて
よく考えてから行動したいと思っている。

押し入れの上の方の奥の方に段ボール箱があって
手芸用品とメモされていて
おそらく亡くなった叔母が集めたものと思われる
生地が出てきた。
写真は母の母、私の祖母の浴衣だったかも?というもの。
祖母は母が高校生のときに亡くなっているから
ずいぶん長いときを経て
私の手元にやってきたものだとしみじみ。
桔梗と撫子。
涼しげな夏服にでも変身させよう。
tumblrでも日々のことを書いています。
そちらもどうぞご覧ください。